11月号課題の練習が進んでいます。
私は最近、なるべく生徒さんと一緒に書くように心掛けています。
一緒に、というのは、生徒さんの後ろから、二人羽織のように
覆いかぶさるように筆を持って書くのです。
この方法の気に入っているところは、何と言っても私の筆遣いや
書くリズムなどを伝えやすいですし、生徒さんの力みやくせも
そこで感じとることができるところです。
ぴったり息が合って、上手く書けることもありますが、
なかなかお互いの呼吸が合わないこともあります。
小さな教室だからこそできるやり方だと思いますが、
生徒さん一人一人との関わりを楽しみながら試みています。