小さな先生

先日、新たに1名の生徒さんを迎え11月のお稽古も後半戦に突入しました。

今週から生徒さんたちは12月号の課題に取り組んでいます。

12月号は書初め競書大会の月なので、大きな作品に挑戦している

生徒さんも多くいますが、紙が大きいので、その分書く文字も大きく太く元気よく

書く必要があり、できる限り、一人一人時間をかけて説明をしたり、一緒に書く回数を

多くしたりして、コツが掴めるようにお稽古しています。

 

先日のお稽古で、一人の生徒さんの作品を添削していたところ…

「はい、そこから右にあがって~」

「最後はしっかりとめる!」

「次はそる線だよ~」

という声が。

2年生の書いているそばで、先輩が字の解説をし、先生役を務めてくれていました。

2年生の生徒さんも、必死にその説明に耳を傾けながら作品を書いていましたが…

その説明をする口調が、普段私が話している口ぶりと全く同じ(笑)

 

みんなよく聞いてくれているなあと感心しつつも、やっぱりすごく恥ずかしかったです。

でも、そんな風に誰かに説明をしたり、教えることができるなんて

すごいなと生徒さんの成長を感じました。

 

みんなで声を掛け合いながらのお稽古は教室に活気があふれます。

小さな先生、これからもよろしくお願いします!

 

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